2019-04-23 第198回国会 衆議院 総務委員会 第15号
そして、五年前は、政務官もよく御存じのとおり、六通り、七通り、経済成長率や、あるいは運用利回り、賃金上昇率等を加味した、あれは史上初めてだったと思いますが、複数の収支見通しを提示した。 結論から言えば、高い経済成長、高い運用利回り、高い賃金上昇で推計したものは当たっていません。低い経済成長、低い賃金、低い運用利回りの低位の予想値しか当てはめになっていない。 そうすると、ことしどうするのか。
そして、五年前は、政務官もよく御存じのとおり、六通り、七通り、経済成長率や、あるいは運用利回り、賃金上昇率等を加味した、あれは史上初めてだったと思いますが、複数の収支見通しを提示した。 結論から言えば、高い経済成長、高い運用利回り、高い賃金上昇で推計したものは当たっていません。低い経済成長、低い賃金、低い運用利回りの低位の予想値しか当てはめになっていない。 そうすると、ことしどうするのか。
これが私は進捗状況については、先ほど総裁から御説明、御報告があったので了解しますが、御承知の通り経済成長率が昨年はピークで、予想外の一五%以上の成長率を示した。今年度も少なくとも一一%は下らないだろうという見通しができています。
これは結局、労働力率を昭和三十四年度六七・四%と、不景気の最中であった二十九年度六八%よりも低く見積り、職業を求める人口は少いと独断し、この数字を基礎にして失業対策費を算出したものであって、これは前にも述べました通り、経済成長率を勝手につり上げ、租税の自然増を算出した方法と全く軌を一にするものであって、まことに数字の詐術というよりほかないのであります。